滋賀県木之本町・土倉鉱山跡

滋賀県木之本町より、R303を通り岐阜県へ向かう。
発電所工事の関係で、道路もどんどん良くなっていて、
新たなトンネルが2本も開通していた。

最後の集落である金居原地区では川の対岸左がわを。
工事をしているし集落内には工事関係のガードマンが所々たつ。
金居原集落をすぎて道が狭くなる、さらに登っていくと、
左手に分岐できる道路がある、舗装された道路は国道側に続く、左側は砂利道、
砂利道を100mほど進むと、巨大なコンクリートの要塞が見えてくる、

道路はこのコンクリート建物の真横を通っている、
道路を挟んで平らなところあり、さらに横には川が流れている。


掘り出した鉱物は、丹生トンネルをへて余呉の中之郷へと運び出し、
旧北陸本線の中之郷より鉄道にて輸送したとか。
現在では、その北陸本線もルートが替わり中之郷駅は存在しないが、
ホームが残されており観光用に駅名標識がある。

土倉鉱山の場所は昔土倉村と言われていて、
ピーク時には1500人が住む村で学校などもあったらしい。

こんな石碑が建っていました。

さらに道路を奥に進むと鉱山の入り口跡発見。
道路はさらに奥へとあるが道が狭そうなので今回はやめました。
地図ではかなり奥まで道があるが?

昔は国道沿い左右に社宅などの廃屋も残っていたのですが、
国道工事の関係か?で、国道沿いには面影は見られませんでした。

国道に戻ってさらに八草峠へと走ったら、
なんときれいなトンネルが開通してました。
あっというまに岐阜県です。
岐阜県側トンネルを抜けて橋を越えたところにトンネルの機械室が、
綺麗な水がコンコンと流れてます、親切にコップまでおいてありました。



2001.11.6