山口県周南市の大津島
「出口のない海」などで少しばかり脚光を浴びた
回天基地跡の残る大津島です。
私の場合、回天基地を見にわざわざ大津島に行くというわけでなく、
この島の北の端に、KRY山口放送のラジオ送信所があるので渡ったのである。
Webで下調べはしたものの島内の状況がいまいちよくわからないため、
朝一番の便で島に渡ることにした。
船乗り場は、徳山駅のすぐ南側なので新幹線からも容易にアクセス可能だが、
いつもながら車で向かった。
高速道路の割引をうまく活用し徳山港に到着。
船乗り場のすぐ北側、駅との間に大きな有料駐車場があるので、
入庫してから仮眠。
7:40が始発なのでもうそうろそろかなって感じで7時ごろ船乗り場に、
なんか、閑散とした乗り場へ
切符は自動販売機で購入する事になる。
窓口で買うかと思っていたのでちょっと予想外
片道や往復など意外と種類があった。
帰りはどこから乗るか決めて無いのでとりあえず刈尾まで片道購入、
KRYの送信所へ向かうなら、瀬戸浜が近いのだが
朝一の便はフェリーでありフェリーは瀬戸浜に寄らないのである。
で
特になんか案内があるのか、無いのか知らないが、
トイレに行って出てきたら、
切符を買った人がターミナルの西へ歩いて行ったので、
私もそちらへついて行ったら、あらフェリーちゃんといてるじゃないですか。
そういえばどこかにフェリーは西側って書いてあったような・・・?
船とフェリーの乗り場が違うのでしらない人は要注意
あまり船旅したこと無いし乗っても大きな船しか無いので
なんか小さいって感じの、フェリー大津島
車の積載の最中で、なんか適当に人が乗っていくので、
作業中の船員さんに聞いたら乗っていいとのこと、
この時なんもチェックなど無く勝手に乗るみたいである。
船なんだが、島の人などにとっては
バスに乗ったりする感覚なのか、生活の足って感じ、
道路工事の車や、ゴミ収集車などが乗り、
乗船客も顔見知りが多いようだった。
切符は、出航後船員がまわってきて回収していったが、
定期で乗っている人が多い。
朝早くテンション低くいまいち撮影出来ていない。
30分ほどで刈尾港に到着する。
車はすべて降りたか?乗客もかなりの数が下船した
下船した人たちは
自分の自転車やバイクなど散っていったが、
都会の様なバタバタとした雰囲気は無くのんびりと行った感じ、
まあ、ある程度想定していた感の集落で、
ラジオ送信所のある、近江2.6kmと看板もあったので、
そちらに向かって徒歩でポチポチ向かう。
気持ちもう少し涼しければと思うが贅沢な考えかもしれない。
島内は道路の状態はいい。
こんかい徒歩ではあるが、幹線となる道はすべて舗装道で車が走るに充分な道である。
島内の車の台数自体が少ないのか交通量はほとんど無いが全く走っていないわけでもない。
歩くこと20分ほどで、瀬戸浜へたどり着く
旅客船ならこの港に付く便もある。
海に向かって旧跡十人墓の看板がある。
その十人墓は帰りに寄ることにして先に進む、
ごく普通のお墓へたどり着き、道が分岐するが、
国土地理院の地図でもお墓があったような気が、
とりあえず右ルートには何も無さそうなので左へ、
やっとの事でKRY送信所が見えてくる、
後でわかるのだが、このあたりで近江の方へ分岐するのが正しいルート、
そんんな事もしらず、アンテナの方へ近づく
大阪城築城残石にたどり着く、
普通に民家の玄関先にある。
元々御影石の切り出しが島だったためか
あちらこちらに御影石があり、
看板が無ければ何の興味も無く行きすぎそうな石
いい調子でここまで来たけど、行き止まり。
行き止まりの集落内で地元の人に道を聞くと、
「海からまわって行け」とか・・
?。他には?
民家の間、私有地と思われる隙間から、
山を越える様な感じで近江へ抜けれるとの事で、
そのルートに決定。
北の端に位置する目的のKRY山口放送ラジオ送信所たどり着きました。
すぐ近くにに民家もあり、七人墓もあります。
KRY送信所とはお隣さんの七人墓です。
看板はある物に七人墓は探すって感じのわかりにくさ、
そのうえ一般民家の敷地を横断するのか?
ちょっとわかりににくいかも。
北の端まで来たのであとは南下するだけ。
近江は、蒲の穂の群生地でもあるが、
ちょっとシーズンハズレだが一応群生している。
瀬戸浜に出る手前に、三太郎祠の看板はあったが、
どこに祠があるのかよくわからん、
瀬戸浜に到着
右奥の方に向かうと近江へ行ける、
ここで道を間違ったわけやね。
まあ、比較的わかりやすくたどり着けるほうかも、
お墓なので、こんなもんでしょう。
まあ、比較的わかりやすくたどり着けるほうかも、
お墓なので、こんなもんでしょう。
観光地もこれくらいなので、南下する事に、
砲台跡登り口と看板はあるのですが、
登り口とあるだけに登り坂なのでやんぺ(呆)
馬島へたどり着きました。
もっと大きな町かと思っていたのですが、
町というよりは小さな集落です。
このあたりには、回天基地跡やら回天などの軍事施設跡などが、
残っていますが、
デジカメ撮影ということもあり大津島全体で
1600枚からの撮影画像があるので、
回天関連は「大津島 回天」として別編集しました。
と、いうことで。
期待はしていませんでしたが、やはり閉まっていました。
Webでも他には飲食出来そうなところは無かったような気がしますが。
そんな事もあろうかと・・じゃなくて
そんな事だろうと思って、徳山でおにぎり買い込み大正解だった。
お店らしき物は発見していないが、飲み物は自動販売機を何カ所かで見た。
Webなどでもよく見かける、馬島港の「回天の島」と書かれた看板。
他に行くところも無いので港に向かいます。
こちら切符はおばちゃんが売っている、
他に客がいたのであまり話せなかったが、
島の観光情報も親切に教えてくれる、今更だけど(笑)
こんなところにあった、無料自転車。
島内観光用に無料貸自転車があるとの情報があったのですが、
ここの来てやっとめぐり会いました。
これを利用したければ、馬島に来る必要があったわけですね。
港近くのふれあいセンターには、ふれあいセンター利用者用の
貸し自転車が別にあります。
1階の船室、他の客はみんなこちらに、当たり前か・・
写真も撮りたいので、2階に陣取ったが、私一人に。
出航
この便は、刈尾、瀬戸浜に寄港するので海からの景色も楽しめる。
本浦に寄らない便だったのがちょっと残念。
2009.7.17