JRC JHP890の修理

JRC製800M帯携帯MCA、JHP890ですが、
松下のOEMで各社から同方のMCAが出ている、
今回の故障原因はハード的な物なので、
他社製品でも同じ故障が発生する。
今回の故障は、送受信不良(圏外表示)と言う物
しかし電界が強いところでは使える。

  

まずROMを外し、底面の見てそのもののネジ2本をゆるめる
本体筐体からすっぽりと上部操作部と共にぬける。
PTTボタンは直接押さないよう注意書きされている。
ふと、そのあたりを見ていると、

アンテナコネクタの中側がクラックしている、これにより圏外となった
このタイプの無線機は、アンテナを持ってしまったりと、
アンテナに力をかけてしまいこの様な故障が多い。

  

いっそ隙間から半田付けしてしまっても治るが、
まずは基板のシールドを外す。
暖めすぎてもダメ、暖めないとはずれない、面倒なシールド。
基板側に折り曲げた線でつながっていた。

  

多くの場合、コネクタのネジがゆるんでしまっているので、
締め付けを行う。ネジロック等で緩み止めしておくのがおすすめ。

ぺらんぺらんのアース板がつながっているので注意。
折れてしまった。(笑)
特性のおまじないだから別に無くても問題は無い。
あとはシールド板を付けて組み立てたら修理完了。
あまりアンテナを持って無線機を振り回さないように。


2002.8.4