車に積んでいたが、ある日突然電源が入らなくなった。
もともと、本体がかなり熱くなるのは気になっていたが、
とうとうつぶれたかっていう感じ。
早速取り外し、分解・・・
焦げ臭い・・
見事に焼けこげてました。蓋にまですすが付くほど。
焼けてしまったのは5Vの電源部
取りあえず、基板を外すが裏側の基板と半田付けでつながっている、
ここの半田付けを外して基板を外す。
VCOブロック横のポイントの半田付けが外しにくい、
スルーホールになっているので注意が必要
(両面間のスルーホールなので失敗しても修正は可能)
シャーシはアルミダイキャスト、ここも焦げてる。
焼けたのは抵抗の様で、
周辺のコンデンサもその影響で焼けている。
基板のパターンの焼損状況も確認する
抵抗とコンデンサを交換
あと、抵抗が焼ける原因となったであろう
電源レギュレータIC「TA7805S」も交換しておく。
裏側のパターンの焼けの方が被害が大きい。
表の部品を取り外すために外してしまった
チップコンデンサを新た取り付ける。
発熱原因となってたと思われる
電源レギュレータICの足に発振防止の意味で
チップコンデンサを取り付けることにした。
裏側の基板パターンの切れている部分を
ジャンパー線でつなぐ。
組み上げ開始
放熱部分にシリコングリスをぬりぬり
裏側の基板との接続点の半田付けをする
(基板をネジ止めしてから付ける。)
修理完了!!
2002.8.4